『フィッシング・ウィズ・ジョン』 公開:3/24よりアップリンクXにてリバイバルロードショー 『コーヒー&シガレッツ』『パーマネント・バケーション』『ダウン・バイ.ロー』『ストレンジャー・パラダイス』も同時上映。
■フィッシング・ウィズ・ジョン


『フィッシング・ウィズ・ジョン』&ジム・ジャームッシュ監督特集上映
1997年/日本=アメリカ
監督・脚本・音楽・主演:ジョン・ルーリー
出演:ジム・ジャームッシュ、トム・ウェイツ、マット・ディロン、ウイリアム・デフォー、デニス・ホッパー
配給:テレコムスタッフ
上映時間:150分
3/31よりシネ・ヌーヴォXにてリバイバル・ロードショー
■レビュー
ジム・ジャームッシュ映画に感化された世代なので、彼の映画でおなじみのルー・リードが監督したというこの『フィッシング・ウィズ・ジョン』(1997年製)を当然見ていてもよいハズなのだが、なぜか見逃していた。(旅に出ていたからだろうか?)。だからDVD発売記念のリバイバル上映は二重にうれしい。
内容は、ジョン・ルーリーが5人の親交の深い仲間たちを引き連れて、様々な土地へ釣りに出かけるというもの。特にガッツリとしたドラマがあるわけでもなく、例えば東京12チャンネル系「釣り番組」や「ディスカバリーチャンネル」のパロディのように、ドキュメンタリータッチを装ってユルぅぅく話は進む。(ドキュメンタリーを再脚色したもの、と言った方がいいかもしれないが微妙なところ)
見所は、出演者のアドリブと言っていいのか、「素」、といっていいのか、微妙なさじ加減の会話とおフザケ。ルー・リードとゲストのリアルな関係性もその中に垣間見られる。ゲストのそうそうたるメンツの名前をみたら、ファンは絶対見逃せない。(個人的にはジョン&トム・ウェイツのゴールデンコンビやあのデニス・ホッパーの素顔が。)
舞台は、ニューヨークはロングアイランドの先端・モントーク岬、ジャマイカ、コスタリカの熱帯、メイン州最北端の氷河、そしてタイへ。旅気分も十分に味わえる全6話。個性的な男たちの佇まい、そして各回に合わせたジョン・ルーリー自身の音楽がなんともカッコイイ。(カネコマサアキ)