| ■コマンダンテ/Comandante |
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(c) 2003- Mediaproduccion S.L. 2002. All rights reserved.
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| ■ストーリー |
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| 2002年2月、オリバー・ストーン監督はキューバの最高指導者のフィデル・カストロに、30時間に及ぶインタビューを敢行した。いつもの戦闘服姿で登場したカストロは、時には場所を変え、あるいは会食をしながら、ストーンの質問に答えていく。革命に至るまでのカストロの青春時代、キューバ危機の真相、ケネディやニクソンなど歴代アメリカ大統領への感想、ベトナム戦争など興味深い話題が次々と上る。アメリカの社会派監督オリバー・ストーンがキューバの最高指導者カストロに挑む、1対1のインタビュー真剣勝負! |
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| ■レヴュー |
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(c) 2003- Mediaproduccion S.L. 2002. All rights reserved.
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ケネディ、ニクソン、ホーチミン…。かつて名を馳せた、個性的な世界の指導者たちが次々にその舞台から姿を消した今、数少ない伝説の男の一人がカストロだ。経済的には破綻しているキューバが、国際社会で一定の存在感を示せるのは、そのカストロが健在なおかげかもしれない。
そのカストロにインタビューを挑むのは、『プラトーン』『JFK』『ニクソン』など、「アメリカ」「権力」「60年代」といった硬派なテーマで映画作りを続けているオリバー・ストーン。彼ほど60年代のアメリカの政治にこだわった映画作家はいないだろう。21歳でベトナム戦争に志願し、地獄を見てきたストーン。『プラトーン』の主人公のように、アメリカを盲目的に信じてきた青年が疑うことを知り、政府の陰謀を暴くことが映画作りの大きなテーマになっていく。そんな彼の手にかかると、前作『アレクサンダー』(2004)のように、壮快な歴史物も「陰謀渦巻く王と側近たちの物語」になってしまうのだ。
このドキュメンタリーでは、ストーンはカストロと親密な関係を築くことに成功しつつも、彼の本音を引き出すために、わざと答えにくい、あるいは語りたがらないプライベートな領域にまで質問を投げかける。対するカストロも、話したいことは饒舌に答えるが、時には質問をはぐらかしたり、模範解答でかわしたりもする。つまり馴れ合いではない、二人の丁々発止のやりとりが本作の最大の見どころなのだ。現代史にはそれほど詳しくない僕だが、なかなか楽しめ、そして「勉強」になった。
(★★☆前原利行) |
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| ■映画の背景 |
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| ・キューバでは1952年に軍事クーデターにより親米的なバティスタ政権が成立すると、カストロらによる反バティスタ闘争が激化。カストロはいったんメキシコに亡命するが、アルゼンチン出身の革命家ゲバラとともに再入国し、反政府武装ゲリラを指導。1959年にバティスタ政権は倒れ、革命政府はカストロ首相の下に農地改革や大企業の国有化を実行。アメリカはキューバ革命が、他のラテンアメリカ諸国に広がることを恐れ、国交を断絶し、反革命グループのキューバ侵攻を支援。それに対抗してカストロ政権は、それまでの民主主義路線から社会主義宣言をしてソ連に接近するようになる。1962年、ソ連がキューバにミサイル基地を建設したことから、米ソの緊張が一気に高まり、いわゆる「キューバ危機」が起きた。革命政権は最初から共産主義を打ち出していたわけではなく、結果的には「アメリカの圧力」が、キューバをソ連寄りにつかせる結果となった。 |
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| ■関連情報 |
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| ・もともと本作はテレビ用に制作されたが、最終的には本作のように映画としてまとめられた。世界各国で上映されたものの、アメリカでは「諸事情」により上映はなされていない。ストーン監督によれば、「政府の検閲」によるというが…。 |
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| ■DVD情報 |
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