| ■王様の漢方/漢方道 |
製作年/製作国:2002年/日中合作
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原作・脚本・監督:ニュウ・ポ(牛波)
出演:チュウ・シュイ/渡辺篤史/ノーマン・リーダス
配給:アスミック・エース、エデン
上映時間:1時間44分
公開:2002年10月12日より。
上映館リスト→http://www.kampo-movie.com/nonflash/theaters/index.htm
公式サイト→http://www.kampo-movie.com/nonflash/index.htm |
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| ■レヴュー&ストーリー |
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最近、あなた疲れてませんか? そんな人にピッタリの「中国発・薬膳ムービー」がやってきた。治療にあたってくれるのは中国の漢方医、場所は万里の長城。そして癒されるのは、我々日本人だ。
主人公は北京で小さな貿易会社を営む日本人の市川(渡辺篤史)。最近では大手に利権を奪われ仕事がうまくいかず、サラ金から借りた金も返せない。その市川がたまたま訪れた小さな診療所で漢方医・李仁(チュウ・シュイ)と出会い、長年患っていた目の持病を治してもらったことから新ビジネスを思いつく。日本で患者を募り、李仁のもとで漢方治療を受けさせようというのだ。「日中友好漢方旅行団」の第一団が万里の長城に住む李仁の家を訪れた。メンバーは市川の借金を取り立てに来たヤクザ・中村、末期ガンを患っている大山、美容法とダイエットを学ぼうとするモデルの貴子、性同一障害の青年・五郎など個性派ぞろい。はたして彼らは病気を治すことができるのだろうか?
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さてこの映画の見どころは、その漢方治療の数々。ストーリーはそれをうまく進行させるための手法ぐらいに思っていてもいい。一行をもてなす「看菜ディナー」は、普通の人が見たらゲテモノかもしれないが、「旅行人」読者には、ごちそうに映るかも。中国に行った人ならわかるだろうけど、ゲテモノ料理って高価でなかなか食べられないものなのだ。「冬虫夏草とスッポンの煮込み」「白花蛇の塩茹で」「牛蛙の蒸し物」「毒サソリのフライ」などの皿が画面いっぱいに並べられる。その他には西太后が食べていたという美容に効く「真珠の粉」、薬膳の基本であるお粥の作り方、覚醒剤中毒に効く鍼などの治療が、ハウツーもののごとく次から次へと紹介される。
総合プロデューサーは『ムトゥ 踊るマハラジャ』『ロッタちゃん はじめてのおつかい』を発掘し、日本で大ヒットさせた江戸木純。それだけで、この映画のテイストがわる人にはわかるだろう。『処刑人』で人気急上昇中のノーマン・リーダスが、李仁に弟子入りしているアメリカ人役で出演しているのもチェック(東洋人に弟子入りしている白人というのも、よくあるパターン)。
しかしどーもイイ人ばかり登場するベタなコメディは観ていて気恥ずかしい。何だか「寅さん」を観ているような雰囲気だが、僕の方がひねくれていて「それがイイじゃん」という人の方が大多数なんだろう。もっと「弾けた笑い」があっても、いいんじゃないかな。それじゃ、中国の検閲が通らないのかな。★★(前原利行)
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| ■映画の背景 Behind the Movie■ |
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| この作品の主役とも言えるのが、舞台となる万里の長城。ロケが行なわれたのは北京から車で約3時間(120km)、北京と河北省承徳市の境にある金山嶺長城。山の尾根をまるで龍の背のようにうねうねと続く姿は壮観。なかでも空撮がすばらしいが、許可されたのは今回が初めてとか。「長城の中の長城」ともいわれており、中央電視台の朝の放映開始時の映像にも使われている。 |
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| ■DVD情報 |
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