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■ワンダー・アンダー・ウォーター原色の海/
 アフリカへの想い

ワンダー・アンダー・ウォーター原色の海
2002年/ドイツ
製作・監督・編集:レニ・リーフェンシュタール
音楽:ジョルジオ・モロダー

アフリカへの想い
2000年/ドイツ
監督:レイ・ミュラー(『レニ』)
出演:レニ・リーフェンシュタール
   ホルスト・ケットナー

配給:
東京テアトル、エスピーオー
上映時間:『ワンダー・アンダー・ウォーター原色の海』45分、『アフリカへの想い』60分
公開:終了
公式サイト→
http://www.cine-tre.com/leni/
 
 
■レヴュー
 
 この夏、101歳の誕生日を迎えた伝説の女性レニ・リーフェンシュタール。レニはかつて2本のベルリン・オリンピックの記録映画『民族の祭典』『美の祭典』を監督し、高い評価を得たドイツの映像作家だ。映画はその芸術性を高く賞賛されたが、戦後「ナチズムへの協力者」の烙印を押され、映画活動がほとんどできない状態に追い込まれた。映画製作から遠ざかっていた彼女だが、60年代にアフリカのスーダンにあるヌバ族の村を訪れ、73年にアフリカの崇高なる民族ヌバを写した写真集『NUBAヌバ』を発表。世界中で高く評価された。
 今回、連続上映されるうちの1本『アフリカへの想い』は2000年、98歳になったレニが20数年ぶりにその村を訪れようとする姿を追ったドキュメンタリーだ。旅行人読者には、こちらの方が興味を持つかもしれない。監督は3時間に及ぶレニのドキュメント『レニ』を撮ったレイ・ミュラー。気ごころの知れたスタッフと共に、レニはパートナーのホルストと共にスーダンを訪れる(とても100歳に手が届こうとする女性には見えない!)。しかしまだ内戦が続くスーダンでは、思うように取材許可が降りない。ようやくレニは自分が滞在していたヌバの村へ着くが、友人たちのうちの何人かはすでに戦争の犠牲になっており、ヌバの人々の生活も大きく変わっていた…。
★★☆(前原利行)

『ワンダー・アンダー・ウォーター原色の海』は、レニが48年ぶりに撮った新作で、熱帯の海中に織り成す生命の映像詩。冒頭、現在のレニが現れてあいさつをする以外は、ストーリーも解説もナレーションも一切なく、ただ美しい熱帯の海中の営みが映し出されるだけだ。ただ、それだけでは、その日の自分のコンディションにより少々退屈することも事実。きれいなんだけど、NHKの番組間の時間合わせのような映像なんだもの。環境ビデオのようなもので、何となく流れていればいいかなと思ってしまう。
★★(前原利行)

 
■DVD情報
 
ワンダー・アンダー・ウォーター 原色の海 [DVD]
エスピーオー (2003-12-21)
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