| ■チャンピオン/Champion |
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| ■ストーリー |
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| ラスベガス。いま、WBAライト級世界タイトルマッチ開始のゴングが鳴った。王者に挑む挑戦者はキム・ドゥック(ユ・オソン)。その時、彼の脳裏には自分の過去が鮮やかに蘇っていた。貧しい漁村から都会へ家出した少年時代。青年になってもその日暮らしの生活を送っていたキムだが、ボクシングジムに入団したことから転機が訪れた。初めこそ芽が出なかったものの、やがてキムは韓国チャンピオンにまで上りつめる。また、キムはジムの上の階に越してきた会社の女性社員リー(チェ・ミンソ)と知り合い、恋に落ちる。無骨なまでの彼の愛情表現に、次第に打ち解けていく彼女。愛する人との生活も得て、彼は自分のすべてをかけた試合に挑む。 |
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| ■レヴュー |
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『友へ チング』で韓国映画史上最大のヒットを飛ばした監督クァク・キョンテクと、同作品で圧倒的な存在感を見せた俳優ユ・オソンが、再びコンビを組んだのは、伝説のボクサー、キム・ドゥックを描いた実話の映画化。1982年11月14日、ラスベガスで行なわれたマンシーニVSキム戦のテレビ中継を観て、強い感銘を受けた監督は、この実話の映画化を決意したという。
70年代、まるで故・松田優作が演じたらピッタリといった感じのユ・オソンが登場したところから、この映画に引き込まれた。主人公のキムは寡黙で、多くを語らないため、彼の恵まれなかった少年時代も、いくつかの短いシーンから想像するしかない。しかし、自分の感情を言葉ではなく、行動を通して表現するという、無骨ともいえるキムはリアルに感じる。それは主演のユ・オソンの熱演によるものだろう。『友へ チング』ではヤクザものを演じたユ・オソンが、ここでは6カ月をかけて、見事にボクサー体型を作り、この難役に挑戦している。難をいえば、彼の性格がストレート過ぎて、あまりひっかかるところがないところだった。しかし後で実話の映画化と知り、それがキムという男なのだと逆に納得した次第だ。
★★★(前原利行)
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| ■DVD情報 |
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