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東南アジアの三輪車
前川健一 定価:本体価格1700円+税 (税込価格1785円) こだわりの人・前川健一が、人力車から三輪車までの移り変わりを1冊にまとめました。徐々に消えゆく運命にある三輪車たちは、どういうふうに発展してきたのか? 図版・イラストも多数収録。 【目次から】 人力車の誕生 第2章 三輪自転車の時代 東南アジアの三輪自転車 ベトナムの三輪自転車 水野あきら 第3章 三輪自動車の時代 三輪自動車の日本史 エピローグ トゥクトゥクはどこへ行く |
| 書 評 ある時は夜道を爆走する無灯火の三輪自転車で肝を冷やす。又ある時は上り坂手前でピタリと止まった車の中から「ゴー」と坂を指す著者と、エンジンを指して「ノー」と答える運転手の漫才みたいなやり取り。(中略)車自体の歴史や東南アジア諸国の背景を踏まえながら、ひたすら三輪車にこだわって追い続ける。 (『本の雑誌』12月号・高野ひろし)
風土記として、あるいは輸送機関としての乗り物本来の進化を考えるにも、秀逸でなかなか興味深い一冊といえる。 (『driver』12月20日号書評欄)
本書では、タイのトゥクトゥク、ベトナムのシクロ、インドネシアのベチャ、ビルマのサイカー、シンガポールのトライショーなど、アジア旅行者にはおなじみの三輪車を取り上げている。それらがどこで生まれ、どのように隆盛を極めてきたか。そして交通事情により都会から消えつつある現在、どこに行こうとしているのか、長くアジアにこだわり続けてきた著者ならではの視点で著している。また本の中にちりばめられた個性的でファニーな三輪車の写真からは、その街の匂いや音を感じることができる。各国の事情ではあるにせよ愛すべき彼らが街から姿を消してしまうのは少し寂しい気がする。 (『AB ROAD』00/2) |