海洋アジア見どころマップ

インドネシア

イリアン・ジャヤ

 世界で2番目に大きい島ニューギニア(1番はグリーンランド)の西半分を占め、インドネシア最東部に位置するのがイリアン・ジャヤである。植民地時代に島の中央部に引かれた境界線が、そのまま現在の国境になっているが、自然や文化は隣のパプア・ニューギニアとほとんど同じ。やはり観光のハイライトはイリアン・ジャヤ高地にあるダニ族の村を訪ねること。

ワルド
 コタ・ビアクから北西へ50km、1時間強。小さな村ワルドにWapsdoriと呼ばれる滝がある。滝を上から見ることもできるが、今ひとつ。村はずれの入江から小さなアウトリガーに乗って川をさかのぼり、下から見るほうがいい。
クロコダイル・ファーム
 淡水ワニと海水ワニの両方を飼育している養殖場。ジャヤプラ付近にはこうしたクロコダイルファームがいくつかあるが、ここが一番有名。
 ワニは大きさによっていくつかの囲いに分けられており、1つの囲いに20匹はいるだろう。

塩の池に来た
ダニ族の男性

マルク

 かってモルッカ諸島と呼ばれたマルクは、スラウェシとイリアン・ジャヤに挟まれた無数の島々からなっている。“香料群島(スパイスアイランズ)”の名のとおり、ここでしか産出されないスパイスの生産地として、かつてはヨーロッパ人、アラブ人、インド人、中国人など世界中の注目を集めていた。
 しかし今ではその香料の希少性のおとろえとともにその役割を終え、すっかり忘れられた島々になっている。

マルハ・クリスティーナ・ティアハウ記念碑
 パティミュラとともにインドネシアの英雄のひとりマルハは、オランダ支配に父とともに戦った女性。後に捕らえられて、強制労働の末、1818年、18年の短い生涯をとげた。
 記念碑の立っている公園はアンボン市内が見下せる丘の上にあるので、ここからのパノラマを見るつもりで行くといい。市内と湾が見渡せる。
ベルジカ砦
 この砦は1611年にオランダ人によってイギリスに対抗する目的で作られた。砦は五角形をしていて、各角には塔があり、上ることができるものもある。砦の保存状態や形はマルクにある他のオランダの要塞に比べて抜群にいい。
グヌン・アピ
 バンダネイラの町を見降すようにそびえるグヌン・アピは、いつまた噴火するかわからない休火山だ。1778年の大噴火の際には地震や津波により、バンダ諸島のプランテーションに深刻な被害を及ぼした。

コラコラと呼ばれる
彩色くり舟
ガマラマ火山

『旅行人ノート 海洋アジア』
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