アフリカ見どころマップ

南アフリカ共和国

 黒人、白人、カラード、インド人、アジア人と、さまざまな民族が混在し、「虹の国」と呼ばれる多民族国家。かつて、南アといえばアパルトヘイトのイメージが強かったが、94年の全人種参加総選挙で選ばれたネルソン・マンデラ大統領のもとで、着実に民主化を推進。99年、マンデラ氏は引退し、後継者ムベキ氏に政権をバトンタッチ。第二章の幕が明けた。いまだ縮まらぬ人種間の経済格差や治安悪化などの問題も抱えているが、アフリカ大陸を内からをリードしていく国として期待は大きい。

ウォーターフロント WATERFRONT
 正式にはヴィクトリア&アルフレッド・ウォーターフロントという。テーブル湾に面した旧港一帯を再開発して生まれたところで、その徹底ぶりはテーマパーク的な様相を帯びている。
喜望峰自然保護区
 ヨーロッパ人が初めてアフリカ突端の岬に到達したのは1488年。ポルトガル人の船乗り、ディアスによってだった。このあたりは風が強く事故が絶えなかったため、船乗りたちから「嵐の岬」として恐れられていたが、ヴァスコ・ダ色・ガマのインド航路開拓を機にポルトガル王が「喜望峰(希望岬とも書く)」と命名。その後しばらくはこの喜望峰がアフリカ大陸最南端と信じられていた。実際の最南端はアグラス岬である。

レソト

 南アに周囲をぐるりと囲まれた、わずか3万km2の小国。国土の大部分が2000m級の高地にあり、「アフリカのスイス」「南部アフリカの屋根」「天空の王国」などと呼ばれている。山がちの自然は美しく、ポニー・トレッキングがツーリストの人気の的。

バソト・ポニー・トレッキング・センター
 ポニー・トレッキングはレソト観光の目玉アトラクションのひとつ。馬の背に揺られて景色のいいところをトレッキングするのは爽快。

スワジランド

 国王・ムスワティ三世が治める立憲君主国。これといった派手な観光地がないので訪れる旅行者は比較的少ないが、南アやモザンビークに行く途中に訪れるのもいいだろう。南アから入るとその治安のよさに、モザンビークから入れば気候のよさと緑の多さにほっとするに違いない。

ムババネの
バスターミナルと
スワジ・プラザ

マダガスカル

 「地球のヘソ」「第7の大陸」「赤い島」「不思議の島」といった異名を多く持つマダガスカル。古代末期の大陸移動の際、早い時期にアフリカ大陸と分離したため、この島の動植物は独自の進化を遂げた固有種が多い。ワオキツネザル、シファカ、アイアイなどの原猿(レミュー)はその代表格だ。バオバブもマダガスカルのみに存在するものが多く、この国の景観を語るのに欠かせないシンボルとなっている。

ムルンダヴァ
 モザンビーク海峡に面した、ヤシが生い茂るのんびりとした海辺の街。何といっても、町から数キロほど離れたところにある、通称「バオバブ街道」がいちばんの見どころ。世界遺産登録間近というウワサもあるだけあり、「これぞマダガスカル」といった景観だ。

『旅行人ノート アフリカ改訂版』
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