情報コピー on the web

ナウル共和国情報 藤田真一

ナウル共和国。人口9000人。内4000人ほどが中国、キリバスなどからの出稼ぎ労働者。赤道から40kmほど南方に位置する。世界有数のリン鉱石の鉱山を持ち、そこからの利潤で裕福な暮らしをする。国は一つの島からなる。直径5km。面積25平方キロ。バチカン市国の次に小さい。

通貨はオーストラリアドルを使用。自国通貨は持たない。物価は日本より少し安い程度。生活水準は高い。ナウル人は働かなくても鉱山の利益が分配されるため、ほとんど何もしていないらしい。

ホテルは国に二軒。高いほうがメネンホテル。シングル一泊80オーストラリアドル(AS$)。安いほうがオドンアイオワホテル。シングル一泊45AS$。ともにエアコン付、バス、トイレインサイド。オドンアイオワは町の中心にあるため便利。メネンホテルは設備はいいが、辺鄙な場所にあるため使いづらい。

食事は国中に小さな食堂がある。一食200円から、高くても500円で食べられる。これは出稼ぎでやってきて、鉱山縮小で職にあぶれた中国人が始めたもの。フライドライスとぶっ掛け飯が中心だが、味はそこそこ。さすが中国人。お薦めはココナツフィッシュライス。若マグロの刺身をココナツビネガーでしめて、みじん切りの野菜を散らし、ご飯にかけたもの。ちょっと鉄火丼ぽくて、しかもココナツなのでなんかトロピカルでいい感じです。肉料理が多いのでさっぱりしていてお腹にいいです。

買い物はこれも中国人が国中に店を出しています。小さな商店形式がほとんどですが、必要なものは大体そろいます。オドンアイオワホテルの付近には店が結構固まっています。エアナウルのオフィスや郵便局もあり。国際電話もここでかけられます。ちなみにオドンアイオワの一階の店にはプレイステーションが売られていた。国に一軒のスーパーマーケットはホテルのある場所から反対側にある。公共の交通機関などないのでヒッチするしかない。レンタルバイクがあるのでそれを借りても良いでしょう。たぶん酒が買えるのはここだけだと思う。あと、ナウルの旗とか帽子とかTシャツとかも売っている。

ビザはいりません。あっても困りますが。飛行機は日本からだと、グアム経由で行くのがいいでしょう。グアムのパシフィックスターホテル内に、ナショナル航空であるエアナウルのオフィスが入ってます。グアムからナウルへの10日間FIXで、帰りにポナペのストップオーバーを無料でつけてもらって、35,000円程度でした。週に2便ほどしかないので、下手をするとグアムに泊る羽目になります。その場合、安く上げるにはタモニンプラザホテルが60US$でグアムでは一番安いです。でもタクシーにぼられるので大変ですが。

見所はなんといってもリン鉱石の鉱山。採掘後地の尖った岩が彼方まで突き出ている風景は黙示録的です。実際、鉱山は後数年で掘り尽くしてしまうといい、その後の展望はまだ立っていないのが現状です。何十年も外国人労働者を働かせて、その上にふんぞり返っていたつけを払わねばなりません。そういう象徴的な場所でもあります。あと、日本人には、海岸に残っているトーチカも忘れてならないものです。これは第二次大戦中に日本軍がここを占領して作ったものです。こんな世界の果てのような国で日本人の足跡を見るのはなんとも感慨深いものです。 (藤田真一・98年3月情報)

情報コピーサービス一覧

戻る