情報コピー on the webインドネシア旅行情報1 長谷川 貞治
6月26日から10月20日までインドネシア・カリマンタン、スラウェシ、ジャワ、バリ、東西ヌサトゥンガラ州だけですが、総合的な情報をまとめました。料金はインフレ、ボッタクリなどで違いがあると思うので参考までにしてください。
1.ビザ情報
一般的なことだが「観光の場合、ビザ無しでの入国が認められている空港、港から入国する場合は60日以内の滞在に限りビザ不要。原則として帰国便のチケットを所持していること。・・・」となっている。
港、陸路(東マレーシア/クチン〜カリマンタン/ポンティアナッ)では出国チケットの提示を求められないが、空港では必要になる。その際、出国チケットがなければワイロを要求される。(ジャカルタ、スラウェシ/マナドなど。噂ではUS$50〜100くらい)
入国が認められると60日有効のビザを取得できる。インドネシア内ではビザの延長ができないのでそれ以上滞在する外国人は大概、一旦出国してから再入国して再度60日間有効のビザを取得する。
飛行機以外ではスマトラ/メダン〜マレーシア/ペナンとスマトラ・リアウ州/バタム島、Karimun島TG.Balai〜シンガポールの高速船、カリマンタン/ポンティアナッ〜東マレーシア/クチンのバス、スラウェシ/ビトゥン(マナド近郊)〜フィリピン/ジェネラル・サントスの貨物船(毎週土曜日ビトゥン発)などがある。時間がかかるが飛行機より安く済むのが魅力だ。
2.両替
各地の銀行、両替所で可能。できるだけレートがいい都市部で両替して地方で使うようにするとお得。通貨はUS$がベター。所によってはUS$しか受け付けない所がある。また、お札はきれいなピン札が望ましく、少しでもシミ、シワがあるとレートが悪くなったり受け付けてもらえないのでお札の状態には要注意。
クレジットカード、Citi Bankのキャッシュカードは州都など拠点となる都市やその近郊にATMがあるので便利。また、キャッシュ、T/Cでは地方によってレートが異なるがカード類は統一された(ジャカルタだろう)レートでの計算となるので地方にいるときはお得。クレジットカードは所によってコミッションに差があるので注意。(20,000Rp〜50,000Rp?)
3.インドネシア内交通
3.1船
3.1.1ペルニ船
長距離の旅客船は国営企業のペルニPELNI(PELayaran National Indonesia)社の路線がほとんどである。
(1)運行スケジュール
船は5日周期から1ヶ月周期で運行されている。2週間周期の路線が多い。
インドネシア各地のペルニの事務所で運行予定表(Jadwal)がもらえるが、様々な事情で予定が変更されるので利用する際は事前に確認が必要。(主にジャカルタ〜イリアンジャヤ間などの長距離航路での遅れが多いが、99年は東チモール独立の際の混乱でペルニ船が住民の避難に駆り出されたのでいくつかの路線で大幅な変更となった)
シンガポールからバタム島経由でジャカルタへ航路で行く場合、シンガポールのペルニ事務所で確認できるかもしれない。
50 Teluk Bangah Road Hex 02-02/03/06 Citiport Center Singapore 0409、TEL+65-2726811,2715159,97293364
(2)船の設備
定員2,000人の大型船で新しい船は1等〜3等、エコノミーの4クラス。古い船は1等〜4等、エコノミーの5クラスにクラス分けされている。定員1,000人以下の中小船は1,2等、エコノミーの3クラスだ。
1等〜4等の上のクラスは指定で定員が守られているがエコノミーは定員が無い状態で通路や階段、甲板に乗客が溢れている。特に古い大型船はエコノミーのスペースが少ないので悲惨だ。最初に乗船した時は人を雇わないとベットが取れない。最初は通路で我慢して次の寄港地で降りる人に声を掛けてベットを確保するのが一般的。また、指定されたデッキに早く行くとベットが確保できる事もある。早めに予約するかダフ屋を使わないと上のクラスのチケットは手に入りずらく、1等かエコノミーに乗るしかない事が多いらしい。
クラス毎にトイレ、シャワー室がある。エコノミーのものは設計以上に使用されているので大抵便器などが壊れていて、悪臭が漂っている。大抵どこかで水が出るが、運が悪いと水不足で使用が制限される事もある。
甲板の後ろにはカフェがあって高いが熱いコーヒーが飲める。カップラーメンなどが売っている売店があるがやはり高いので事前にある程度買っておいた方がいいかも。
飲料水、お湯は厨房近くに蛇口がある。
(3)食事
チケット代金には食事代も含まれている。上のクラスは専用の食堂で、エコノミーは配膳カウンターに並んで配給を受ける事になる。エコノミーの食事は日本の学校の給食トレーみたいな入れ物にご飯+魚または卵のおかずが付く。スプーン/フォークまで支給されないので手で食べるか、事前に用意しなければならない。量は多くないのでそれを狙ったかのように寄港地に到着すると弁当やお菓子を持った物売りが売りに来る。
(4)船内の様子
エコノミーは人が多くて大変だが、みんなヒマだし好奇心が強いインドネシア人なので外国人ということがわかると質問攻めに会うが、「儀式」を我慢すれば常に誰かかまってくれるし、食事やおやつをごちそうしてくれる事もある。
(5)船内の治安
船内には盗難が多発しているらしい。泥棒は外国人ばかり狙っているわけでないのでどんな路線にも出没する可能性がある。しかも手慣れているので鍵をかけていても壊して中身を取り出す輩がいるらしい。エコノミーで乗船した際、人込みがやだからといって人が少ない場所を取らずに人が多い船室にした方が望ましい。
3.1.2近距離船
あまり離れていない大きな島の間には(スマトラからフローレスにかけて)中型フェリーが運航されている。島を結ぶ長距離バスは乗客を乗せたまま乗り込んで航行する。日本の瀬戸内海航路のお下がりか?漢字の表示やカーペットの座敷が一部そのままになっている船がある。
海上の大きな島から小さな島とカリマンタンのように道路の整備が遅れている所の川には日本の漁船のような木造の小型船が用いられている。
大概、人や荷物で溢れていて海上では波が高いと潮が船内に飛んでくる事もある。川では波が高くないし、夕方に停泊して夜を過ごす時は水浴びできるので快適な船旅が楽しめる。
3.2バス
3.2.1ローカルバス
ジャワ島からスンバワ島、カリマンタンのバンジャルマシン〜サマリンダ間、スラウェシのウジュンパンダン〜パロポ間には大型ACバスが運行されているし道路状況がいいので快適。(特にジャワ、バリではバスに様々なグレードがある)
その他の地域ではマイクロバスを改造した小型バスしかない。車内は人や荷物であふれて、シート間隔がとても狭くて窮屈だ。その上道路状況が悪く(スラウェシの地方ではデコボコが激しく、フローレスでは道が蛇行している)土地の人でも嘔吐するので快適な旅は望めない。
3.2.2ツーリストバス
ジャワ、バリ、ロンボクのツーリストが多い地域ではツーリストバス(ミニバス)が多数運行されている(特にバリ、ロンボクのPerama社)。ミニバスは外国人向け宿街を結ぶので便利。
代理店で手配する場合、代理店の人間の話では外国人向け宿街を結ぶと言っても実際到着するのは普通のバスターミナルだったりビデオがあると言っても故障している事が多いので話半分に聞いた方がいいだろう。
3.3鉄道
ジャワ島のみ鉄道が通じていてジャカルタ〜バンドン〜ジョグジャカルタ〜スラバヤなど主要都市を結んでいる。
エグゼクティブ、ビジネス、エコノミーの3つのクラスがある。所用時間は列車、料金は列車、クラスによって異なる。
ペルニ同様エコノミーは乗客で溢れていて快適な旅は望めない。また、エコノミーには盗難が多発するらしいので注意が必要。
ジャカルタ近郊では沿線のスラムの子供達が列車に向かって投石するので昼間の列車は窓際に席を取らない方がいいだろう。
3.4市内交通
3.4.1ベモ
ワゴン車やバンを改造したミニバス。地域によって呼び名が違う(カリマンタン・ポンティアナッ→オプレッ、スラウェシ南部→ペテペテ、スラウェシ・マナド周辺→ミクロレット)。
運行コースは一定の路線通りだったりその時の客によってコースが違ったり地方によって様々。
運賃は通常400Rp〜600Rpだが、距離によって異なる路線もある(所用時間1時間で2,000Rpくらい?)。料金均一の場合は先に降りた乗客の払った金額を見ておこう。
荷物が多いと「荷物料」を請求される事があるが、通じない振りをしてとぼければあきらめる。旅行者側も荷物を寄せたりして少しでも多くのお客を乗せる事に協力する必要がある。
ジョグジャカルタなどの観光地ではドライバー運転手や乗客の振りをした強盗ベモがいるらしいので要注意。
3.4.2路線バス
ジャワ島の都市では路線バスがある。ジャカルタやジョグジャカルタでは窃盗団がいる事があるらしいので利用する際は荷物、所持金は必要最小限に。
3.4.3タクシー
ジャカルタではメーター使用が一般的。一部にメーターに細工してあるタクシーがいるらしいので時々メーターに注意しなければならない。
3.4.4その他
バイクタクシーのオジェッOJEK、輪タクのベチャ、馬車のドッカル(ロンボクではチドモ、スラウェシではベンリー)はベモが走っていない道路や路地などで見かける。どれも交渉制で初乗り1,000Rpくらい。
ジャカルタ近郊には日本の大都市みたいに郊外電車が運行されている。コタ駅〜ガンビル駅で300Rp。車内には長距離列車同様物売りが多い。バス同様、注意が必要かも。
4.宿
ホテル、ロスメン、ホームステイなど呼び名は様々。
宿泊料は間取り、サービス内容によって様々で1泊10,000Rpだとマンディ(水浴び場とトイレがある部屋)共同で素泊まり。所によってはお茶のサービスがある。
シングル15,000Rpくらいからだと旅行者の多い地域(バリ、スラウェシのタナトラジャ)ではマンディ、パンケーキやトーストなど簡単な朝食付きの所がある。
外観は立派なホテルでもマンディ・簡単な朝食付きで25,000Rpの部屋がある所もある。
離島のリゾートなど近所に食堂がなければ3食付きで30,000〜50,000Rpくらい。食事は朝はパンケーキやお菓子の簡単なもの、昼夕はご飯や魚が中心のボリュームがあるものが多い。
40,000〜50,000Rpくらいからホットシャワー、エアコンが期待できる。
5.インドネシア人の人柄
回教徒の多い地域では珍しがられて「どこへいく?」とか「どこから来た?」と話し掛けられる事が多い。無視したりすると指でつつかれたりする。また、話し掛けながら指で突っつく事も良くある。みんな友達と思っているらしい。
ただ英語を使ってみたいだけのために話し掛ける人間もいて「どこからきたの?」、「名前を教えて」、「じゃあね!」と言われた事もあった。
話好きな人が多いのはわかるが習慣が他の東南アジアと違うので慣れないと疲れる。でも、我慢するといろいろ教えてくれたりして親切。
外国人旅行者が多い地域やキリスト教徒、ヒンドゥー教徒の多い地域ではあまり馴れ馴れしくない。
6.治安
他の東南アジアの国より泥棒の類が多い。主に夜行バス、ペルニ船など乗り物での被害を良く聞く。運にもよるが、注意は必要。
************************************************************************
新潟市 長谷川 貞治(旅行中)
e_mail:pt3s-hsgw@asahi-net.or.jp
Free mail:sadaharuh@hotmail.com お急ぎの方はこちらへ(ただしローマ字のみ)
URL:http://www.asahi-net.or.jp/~PT3S-HSGW
************************************************************************